クロス張りとする部分のボードのパテ打ちが始まりました。塗装部分とは違う種類のパテを鏝でしごいていきます。コーナーには樹脂製のコーナー材を両面テープで取付けます。
同時に建具屋さんが昨日搬入された建具の釣り込みを行います。引き戸がなかなか精度良く入らずかなり苦労していました。やはり建具がはいるとかなり印象が変化します。 今回の2階の設計は細長い空間を輪切りにするように壁で分節し、部屋という単位を強く定義づけた上で枠を回した開口部によって接続するようコンセプトになっているので、やはり扉を閉めたときと開いた時の空間のまとまりというか閉塞感の落差が大きい。 この段になって後悔することが多発し建具回りは検討が少なかったと反省。開き戸の丁番の選択は失敗。交換も考えなくてはならないかもしれない。 北側の傾斜屋根の下端に雨樋を取り付けています。この箇所は樋などない方が光の落ち方も形態としてもずっと良いのですが、屋根に降った雨が階段回りを水浸しにしてしまうので実用上つけざるを得ない箇所。しかも予算削減のあおりを食らって、樋そのものも節約されたデザイン。今回は外観は最重要テーマではないという苦渋の判断。 1階は大工さん二人が造作と収納を製作中。家具屋さんの緻密に作られた美しい家具も良いが、作業場の様なSOHOとなる1階には大工さんの作る荒削り(精度はとても良い)のざっくりした家具が相応しい。開口部と柱のリズムが作り出す「空間の地形」をうまくトレース、パラフレーズ出来ているのではないだろうか。
by Moonbuilding
| 2006-02-23 18:01
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